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  • 漢詩を作る際に韻字を探すための書として編まれたもの。国書として最初に上梓されたもので、大変便利な書であったため、中世期において頻繁に改版され、また全国各地で刊行された。『下学集』や『節用集』といった辞書の類は、いずれも本書の影響を受けているとされ、慶長以前の刊本だけでも20種以上に及ぶという。嘉元4（1306）年の虎関師錬自序、徳治2（1307）年の叟一寧跋をもつ本書の、刊記のある最古の版は応永19（1412）年刊本とされている。当館でも数種を架蔵するが、該書は、文明13（1481）年に薩摩和泉荘で刊行され、「薩摩版聚分韻略」として世に知られている伝本稀な版である。巻1から巻4の三韻を三段に重ねた、いわゆる「三重韻」の形式の最初の刊本で、全紙裏打ち改装された当館本には、全巻に朱墨の書き入れがあり、音訓・唐音が加えられている。巻初に江戸の町人学者で蔵書家としても知られた狩谷棭斎（1775－1835）筆とみられる別紙が貼付された棭斎旧蔵本である。 (xsd:string)
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  • 虎關師錬 [著] (xsd:string)
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  • 国立国会図書館 (xsd:string)
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  • 文明13 [1481] (xsd:string)
schema:datePublished
  • 2021-12-09 (xsd:date)
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  • 2021-12-09 (xsd:date)
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  • 『国立国会図書館所蔵貴重書解題』第1巻 (xsd:string)
  • 印記: 青裳文庫 (xsd:string)
  • 木記あり「文明辛丑刻梓/薩陽和泉莊」 (xsd:string)
  • 狩谷棭斎旧蔵 (xsd:string)
  • 薩摩版 三重韻本 (xsd:string)
  • 装丁 : 和装 (xsd:string)
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  • 000007296281 (xsd:string)
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  • 1冊 ; 24.6×19.0cm (xsd:string)
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  • false (xsd:string)
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  • 1481 (xsd:string)
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  • 聚分韻略 5巻 (xsd:string)
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  • Japan (xsd:string)
dc:publisher
  • 薩陽和泉莊 (xsd:string)
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  • 聚分韻略 5巻 (xsd:string)
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