室町期に成立した幸若舞曲。『築島』『兵庫』『兵庫築島』などとも称す。平清盛が福原開港工事の際、30人の人柱の代わりに自身の寵童松王と法華経一万部を埋め、「経の島」を築いたという話に基づく舞曲である。天文14年(1545)の上演記録が残るという。写本は室町末期からあるが、刊本はこの古活字版が最初である。掲載本以外他に伝本は見られない。刊記がなく刊行年は不明だが、寛永9年(1632)には絵入整版が刊行されていることからそれ以前の刊行と考えられる。挿絵2図欠落。挿絵には彩色が施されている。 第2冊 古活字版 一般 インターネット公開(保護期間満了) Japan 挿絵に彩色あり (朱, 紫, 緑, 黄, 灰色, 桃色) 国立国会図書館 無辺無界 字高約22.4cm 半葉11行20字内外 漢字かな交り 装丁 : 和装 和古書 幸若舞曲 [元和・寛永年間] [出版者不明] 2022-01-11 [つきしま] 1600 3冊 ; 26.8×19.2cm 2022-01-11 染み, 墨落書きあり [つきしま] 10.11501/1287966 jpn 1600 国立国会図書館 image/jpg 1600 国立国会図書館 茶色綴紐 朱色雷紋繋菊花模様表紙 題簽剥落跡 (16.2×3.7cm)