East Asia Digital Library
給仮使記録
Abstract
- <「宗家文書」の解題について>「宗家文書」の解題は、「国立国会図書館「宗家文書」目録」(『参考書誌研究』第76号)の分類ごとに作成されています。以下は、目録分類「3送使関係(7)退休使・給仮使・体情使」のうち、『給仮使記録』についての解題です。年代順目録は、リサーチ・ナビ調べ方案内「国立国会図書館所蔵「宗家文書」」を参照してください。書誌情報タブ(詳細レコード表示)の「被参照資料(URL)」の項目に関連資料へのリンクがあります。<解題>3 送使関係(7)退休使・給仮使・体情使『給仮使記録』 1冊 天保4年(1833)対馬藩主の後継者が初めて対馬に入国したことを報告する臨時使節の記録。この前年、宗義章が従四位下右京大夫に叙任して初の対馬入国が決まり、明暦期(1650年代)通信使の帰国時に「若殿様初入国」の使節派遣例になぞらえ、とりあえず使節名を「給仮使(きゅうかし)」として派遣したところ、小差倭扱いでの接待に成功した。接待費獲得のため、1回でも多くの使船派遣を願った対馬藩の苦肉の策から生まれた臨時使節である。(田代和生)(2017.3)
Metadata
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- 給仮使記録
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- 写
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- 宗家文書
- Data Providereadl:dataProvider
- 国立国会図書館
- Provided Ineadl:providedIn
- Japan
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- 1冊 ; 25cm
- Descriptiondcterms:description
- 装丁 : 和装, 貴重書指定以前の請求記号: 823-5, 重要文化財としての名称「対馬宗家倭館関係資料」, 宗家文書
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- http://eadl.asia/collection/JapanCollection , http://eadl.asia/collection/NDL_Bibliographic_Catalogue , http://eadl.asia/collection/NDL_OldBooks
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- 給仮使記録