義経奥州下り
- 兄頼朝に追われ都落ちした義経と弁慶一行が、奥州平泉の秀衡館に到着するまでの物語である。但しこの絵巻は加賀安宅からはじまる。書写年はないが、書風、画風、料紙などから室町時代後期頃と推定され、中尊寺蔵『義経北国落絵巻』よりもやや古いとみられる。巻頭にある印記「早雲寺」は、大永元年(1521)に北条氏の菩提寺として建立された箱根の早雲寺であろう。文化頃の公家鷲尾(わしのお)隆純の手による題箋が付されている。
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- 義経奥州下り
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- 1500
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- 義経奥州下里の巻, 義経奥州下里絵巻, 義経奥州下里
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- [室町後期] [写]
- Data Providereadl:dataProvider
- 国立国会図書館
- Provided Ineadl:providedIn
- Japan
- Extenteadl:extent
- 1軸 ; 29.6cm + 題簽ほか2枚
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http://dx.doi.org/10.11501/1288409
- Descriptiondcterms:description
- 装丁 : 和装, 挿絵19図, 漢字ひらがな交じり 行数, 字数不定, 資料種別 : [書写資料], 彩色, 共箱貼付紙墨書書名: 義経奥州下里の巻, 義経奥州下里絵巻, 書名は付属の題簽による, 付属資料 (題簽1枚) : 「義経奥州下り」とあり, 共箱貼付紙に「飛鳥井大納言雅親女一位局義経奥州下里絵巻早雲寺印有り」とあり, 共箱蓋裏に「銘右近衛権中将隆純書之」とあり, 付属資料 (1枚) : 「箱裏書蹟鷲尾前大納言隆純卿文化二年乙丑六月御調ナリ」とあり, 薄茶色緞子織表紙 (部分剥落), 印記: 早雲寺, 箱入, 共箱墨書書名: 義経奥州下里
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http://dx.doi.org/10.11501/1288409
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- 義経奥州下り