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絵本江戸紫
Abstract
- 歌川豊広画の江戸八景図。1巻。折本仕立て。刊記、序の年記ともに欠くが、享和頃刊か。画工は序中に「画工は江戸に流行唄(はやりうた)。名を唄はるゝ歌川豊広」とあり、板元は同じく「鶴屋のあるじ」（鶴屋喜右衛門）とある。書名の由来は、式亭三馬の江戸尽くしの序に、「燕都紫の江戸鹿子着て」とあるが、同じく「江戸八景と題せるものは」ともあり、もと「江戸八景」の題で8枚1組の一枚摺りであったものを、後に仕立て直し、三馬の序を付したものか。すべて「江戸八景」の小見出しに番えて「上野晩鐘」「日本橋清嵐」「愛宕秋月」「両国夕照」「吉原落雁」「佃島帰帆」「待乳山夜雨」「三圍暮雪」とある。人の表情が判別できない景観図で、匡郭はない。伝本極稀。歌川豊春の『絵本江戸錦』と密接な関係がある。（鈴木淳）
Metadata
- Titledcterms:title
- 絵本江戸紫
- Creatordc:creator
- 歌川豊広 画
- Publisherdc:publisher
- 刊
- Data Providereadl:dataProvider
- 国立国会図書館
- Provided Ineadl:providedIn
- Japan
- Extenteadl:extent
- 1帖 ; 25cm
- Descriptiondcterms:description
- 装丁 : 和装, 折本
- Categoryschema:category
- http://eadl.asia/collection/JapanCollection , http://eadl.asia/collection/NDL_Bibliographic_Catalogue , http://eadl.asia/collection/NDL_OldBooks
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- 絵本江戸紫